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新聞記者上がりと自衛隊上がり (2007/06/03)
働きはじめた四月からというもの本なんか読まなくなるんだろうと思ったんだけれど、寝る前1時間くらいは本を読んで、眠くなったら寝るという習慣がついた。

こうなると、意外に早いペースで本が読み終わるみたいで、一気に読むより毎日の積み重ねで読む方が全体的に好ましいんじゃないかなぁと思った。

ここ最近、ブログもほとんど書かなくなったのもあってか読み終わった本について書くことがなかったので、久しぶりに書いてみようと思う、暇やし。

「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七

これかなり有名らしいね、僕は知らなかったけど。

オトンとオカンがこの本の話し始めて家にあることが分かったから借りて読んだんだけど。

島田洋七はご存じB&B。

結構おもしろかった。

島田洋七と同じ世代の人間(僕のオトン)とかにとっては懐かしいという意味も含め僕とは違ったような視点で読めてるんじゃないかと思う。

戦後まもなく、日本が復興していくその最初のころ、「七丁目の夕日」に似た感覚で日本人としてなんか懐かしい古めかしさを持った実話。

まあ大概の人は読んだことあるやろうで詳しくは言わんけど、この「がばい(すごい)ばあちゃん」がなかなかの哲人で巻末にある語録が良い。

そんでもってこういう話って最終的に別れ(死別問わず)がつきものなんだけど、この最後がなかなか泣ける。

リリーフランキーの「東京タワー」も泣けたけど、こっちはよりドラマチックというか別の次元で泣ける。

ものすごい文章少なくて読みやすいので暇な時にはうってつけだと思う、これ以外にもシリーズで出てるし。


「毒笑小説」東野圭吾

前に「怪笑小説」を読んだことは書いたんだけど、このシリーズの短編集。

「怪笑小説」のときもそうやったけど、なんとなく星新一を思わせるような無事では済まない展開と毒気。

ちなみに僕は内容は「毒笑小説」の方が好きかもしれん、まあ読んだ時期が最近やでかもしれんけど。

ただ、東野圭吾好きっていうのには若干抵抗があってやっぱりこの人は推理小説で有名になってるもんで、下手に好きっていうと

「どれ?」

って訪ねられた時に困る気がする。

まあそんな状況は0に近いくらい起こりえないんだけど、先々月くらいに同期の子としゃべっててそうなったので。


「陽気なギャングの日常と襲撃」伊藤幸太郎

これも前読んだ「陽気なギャングが地球を回す」シリーズ第二弾。

前作の1年くらい後の話らしい。

元々は、前の強盗団4人の一人一人の短編集にする予定だったらしいけど、やっぱり4人の強盗話を描きたいということで改編してこうなったらしい。

この作品の醍醐味はもう至る所にある伏線と、洒落が効いたスタイリッシュな文章だけだと思う。

もうほんと至る所に伏線があるので、一語一語読み落とせない。

ほんで読んでくと

「あ!ここはこうなるな!!」

って思うんだけど、

「やられた!!そうきたか!!見落としとった!!」

みたいな。

そんなおもしろさがある。


「竜馬がゆく」全8巻 司馬遼太郎

ようやく読み終わったっていう達成感がある。

何せ4月くらいから読み始めて、最近読み終わったばっかだから。

こんなけ長い長編は僕はまだ読んだこと無い。

坂本竜馬の生涯を描いた作品。

いざ明治維新の話を読むと、思い出して比較の対象になってしまうのが浅田次郎の「壬生義士伝」なんだけど、浅田次郎の「壬生義士伝」の描き方と司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の描き方はかなり違う。

もちろん、

浅田次郎の方は、新撰組・幕府側

司馬遼太郎は、志士側、勤王側

だから描いた対象自体がまあ真逆で違うのは当たり前なんだけど、そういう意味ではなくて、「歴史物語」という意味で。

それは司馬遼太郎が純粋な作家ではなく新聞記者から作家になったことから起因しているような気がする。

浅田次郎はそれに対応して言えば、もと自衛隊上がり(三島由紀夫の自殺がきっかけらしい)がまあ純粋に作家として生まれてる。

浅田次郎みたいな作家が歴史物を書くと、前にも言ったんだけど、

「事実と事実の間の空間を推理と想像で埋める」

感じ。

事実と筆者の考え、それが一つの物語を作ってる。

司馬遼太郎の方は(といっても「竜馬がゆく」しか読んでないけど)事実を徹底的に調べ上げて見聞し、ジャーナリストみたいな感じ。

文章の中にはもちろん筆者の考えも書かれてるんだけど

物語は物語、筆者の考えは筆者の考えと、別になってる感じ。

だから僕の表現では全く伝わらないだろうと思うけど

浅田次郎の「壬生義士伝」は「読み物」としておもしろい。

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」は「書き物」としておもしろい。

って感じ。

まあ意味わからんし、結局おもしろければなんでも良いんだけど。

内容についてはいろいろ書くつもりはないけど、とりあえず、僕は司馬遼太郎の「坂本竜馬」を信じたい。



こう偉そうに書けるのも一億総評論家のおかげですね。

関係ないけど、今日、「喧嘩商売」と「もやしもん」と水木しげるの「墓場鬼太郎1」と爆笑問題の「日本史原論」を買った。

爆笑問題はお笑い界では異端児扱いされてて、結構嫌いな人多いはずやけど僕は好き。
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