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キチガイ図書館 (2007/02/28)
春だ。

春一番だ。

今日は給料日。

当日に決まるっぽい配属。

黄砂、花粉が飛び交う季節。

車んなかだけクソ熱い春。

再三言っているがバイトもなくなった僕は最近よく図書館に足を運ぶ。

図書館は良いよ。

老い先短いじっさんばっさんが暇を持てあまして来たり、いかにもな学生さんがおったり。

ふと、タバコを吸おうと思い外に出ようとすれば、すれ違った髪長いおっさんが

「もう少し~もう少し~ キミを○△・×~~~~」

とブロードウェイミュージカルばりのモーション&ナイススマイルを交えながら歌っていた。

久しぶりにこういう現実とは別の空気に触れたので最初は

「え!!何この人!?」

と思い、そそくさと逃げ出してしまったのだが、タバコを吸いながらどんどんさっきのおっさんの動向が気になってワクワクしてきた。

名古屋に頻繁に行っていたころはしょっちゅうこんな感じのキチガイじみた人をみかけていたのだが、最近はあまり人とは会わないせいかそんなことがなかった。

図書館内に戻ってがんばって探そうかなぁと思っているとやたらと一方的な話し声が聞こえてきたので向かってみるとやっぱりそこにはさっきのミュージカルおっさんがおった。

どうやら図書館の係の人に積極的に話しかけているみたいで、僕もすぐさま盗み聞きしやすい場所をキープし、本を探すふりをしつつ聞き耳を立てていた。

だがしかし、

このおっさん何言ってるのか全然理解できん。

とりあえず先ほどと変わったのは、なぜかこのおっさんがサングラスをかけているくらいなもので肝心の話している主旨がちっともわからん。

係員の人も何言ってるのかわからん様子でしきりに

「はぁ~・・・・。」

とため息混じりの相づちをうっていた。

そしたらいきなりこのおっさん、メモを取り出し何かを書きながら

おっさん「パイロットです。」

係員さん「え?」

おっさん「僕パイロットなんですよ」

係員さん「はぁ~・・・。」

僕の心の中「キミはパイロットなんだね」

おっさん「それで弁護士も。」

係員さん「・・・・。」

僕の心の中「おいおい、キミの年収はいくらなんだい?」

おっさん「そして格闘家。」

係員さん「・・・・・・・・・。」

僕の心の中「もうその年じゃあ引退を考えても良さそうだね。」


とまあ、ほんとは7・8個くらいの職業を挙げてたんだが、忘れた。

ただ、周りの人の視線と係員さんの困った表情だけはよく覚えている。

あんまり長いことおると後ろから刺されかねん思い、自分の席に戻ったのだが、あのおっさんは何だったのだろうか。

すがすがしい外の景色を見ながら僕は

「まあ、春だからなぁ」

と思った。
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