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フジロック番外編 (2006/08/22)
「終章 振り返る」

意外なほどに長くなってしまった。

もう前半も前半でめんどくさくなって何度も萎えそうになったが、かなり惰性でいけたな。

もっと物語調に書こうと思ったが、やはり素人には無理か。

今考えてみると、やはりフジロック、学生の時に行くべき(まあ僕学生なんだが、一応)。

よく考えてみると結構苦行に近いモノがある。

ボクサーとかでいう精神力やら根性の多いやつが一番楽しめるね、ライブフェスは。

フジロックに関して言えば、バン選は一番僕好み。

やはり、レッチリ、フーファイはフジロックイメージがある(サマソニとかっぽくはない)。

今思うと、今年はレッチリ目当てが9割、ライブフェス感を味わう目的1割と、まあ基本的にレッチリだった。

去年は、フーファイ、フィーダーやらと、完全に僕のためにあるようなフェスだったので、実際去年行ってたら今年は行かなかったな。

もう少し早い段階でジョンバトラートリオの存在を掴んでおけば確実に行ったんじゃなかろうか(たしか去年はフィーダーもフーファイも名古屋来るで良いわ的な感じだった。まあフーファイは見に行ってないが・・・・orz)。

ジョンバトラートリオは他のライブがたしか東京だけだったから、見逃さなかったかもしれん。

まあ実際どうにもこうにも僕は去年のフジロックの時期にすでにオーストラリアにおったやろうからどうにもならんが・・・・。

ジョンバトラーがオーストラリア出身だからソレ知らずに行ったのも痛いが・・・。

まあ今年も今年で僕はレッチリ以外にも満足したのもあったのでライブ自体は去年も今年もたぶん「こっちの水はなんとか」っていうやつだろうとは思う。

ああ、そういや、ゆらゆら帝国とか今年出てたからそれを見ずに帰ったのは痛いな、かなり。

まあキャンプで寝泊まりするのは行ってみたら分かったけど確実に勘弁したいところ。

要するに、

ライブフェス僕にはたぶんむいていない

と思う。

ただでさえ、普通のライブでもどっと疲れるのに、一日中続くのは結構堪える。

とか言いつつやっぱり行って良かったと思うが・・・・。

結局最後もぐだぐだのぐでんぐでんになったな・・・・orz




ああ、そういや、僕このフジロックの中では一言も触れてないんだけど、初日から右目がかなり痛くて目もあけてられん状態でこれはまずいと思って右目のコンタクトはずして行動しとった。

もちろん車の運転もだが、まあそこまで支障はなかったと思う、まあ片目ほぼ見えてないけど。

帰ってきて、医者にいったらもう細菌が進入してえらいことになってたらしい。

ついでに左目も若干その気が出てたらしい。

まあ今は治ったでいいんやけど、その時は結構地獄だった。
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フジロック2日目・12 (2006/08/20)
「第十八章 終わりの始まりでイライラする」

レッチリが終わって、僕とYは帰っていく人混みをかき分けかき分けO・N・Fのいる前列へ向かう。

前列はもっと凄まじいことになっていて、会場がステージに向かってゆったりとした下り坂になっているのでどうやら雨水が流れまくったらしく、前にいた以上に沼化していた。

そして、人々の熱気か知らないが、地面の温度も上昇したらしく、泥が沸騰したとしか形容できん臭いがあたりに充満していた。

その、重みのあり吐き気をもよおしそうになる臭いに耐えながらもなんとか前に着き全員集合した。

とりあえず、僕とNとYはここから帰って、FとOは明け方まで会場にいるということになったがまだシャトルバスは余裕で間に合うだろうと思い、とりあえず飲食エリアに行くことに。

ものすごい人混みでいっこうに前に進まない。

進んでもなんかよくわからない状況が続き、どうやら僕とFとNだけになってしまった。

一応メンバー的に少数の方のO・Yグループは僕たちから見てはぐれたっていうことになる。

それはともかく、極度に疲労、人混み、全然進まない、そんでもって離ればなれ、という状況でかなりイライラする(まあ他にも理由はあったが)。

この時点でF以外の携帯の電池はほぼ無いような状態だったとか電波が溢れて繋がらないのでどうしようもなく僕らはとりあえず飲食エリアに行き、僕はまた韓国料理のとこに並ぶ。

店員さんがもう何回も僕が来てるので顔を覚えていた。

正直疲れてたから並びたくないし並ぶなら早いところがいいし、もう新しいところにいって不味かったらやだったので結局同じプルコギ丼を食べる、おいしい。

そっからまあごちゃごちゃした結果になって(もう話すのもめんどくさい)、要約すると他のメンバーと出会い、途中まで進み、そこでFとOと別れた。

多少、出るのが遅くなったが、まあまだ最終のシャトルバスまで時間あったし、まあこんなけ大勢帰ることは普通主催者も計画のうちに入ってるから最終バスが終わってもまだバスは出るだろうと思い、歩く。

やたらとNが元気で、僕とYに絡んでたんだけど、どこからその元気さがくるのか逆に感心した。

そしてようやくバスの停留所?が見えたとき、僕はあまりよく聞いてなかったのだが、側にいた係員が

「今から並んでもバスにはもう乗れませんよー」

的なことを言ったのをYとNが聞き、少し騒然となる。

僕は

「まさか、普通に考えてもそんなバカなことせんやろ、だいたい客が元々4万人おんのに」

と思い、聞き間違いじゃないの?

と思ったのだが、NとYがしきりにそんなことない、と。

そんでもって他の客もバスに並んでないようだったので、ああ・・・ほんとなんだと実感した。

ここでもう僕のイライラフラストレーションは頂点に達し、責任者もおらんのでブチ切れ状態だった。

ここらへんの不満は一番最初にも書いたので深く書かないけれど、

普通主催する側の人間がこの状況を予測できずにうまく対処もできんのは正直バカとしか言いようがない

とNと文句言っていたのだが、妙にYは冷静?で「まあしょうがないやろ?」的な感じやった。

まあ実際しょうがなくは無いと僕は確信しとるのだけれど、普通だったら憤慨する場面でなぜかしら僕らをなだめていたYはかなりの大物だと思う、それかアレだと思う

とYに感心した。

そんなとき(僕が怒りの狂人になって「責任者呼んで説明させろや、このハゲ」とか言ってたときに)Yは次のことを考え、タクシー作戦を考案した、ついでに僕らをなだめた。

タクシーで行くと結構お金かかっちゃうかもしれんから(3人だと)てきとうに他に帰りたい二人組を見つけ、一緒に帰る作戦

である。

今思うと、タクシーてたしかに5人乗りだから(普通、というか僕のイメージ)5人なんだが、あれって運転手入れて5名だから5人集めたら6人になってしまうのではないだろうか・・・

という疑問が残る。

でもここでYは速攻で二人組の女の子に声をかけ作戦に参加させるというスラムダンクでいうところの超高校生級のプレーをし、リアルに神だった。

でも今思うとやはりタクシーは運転手はずして4人が乗れるから(というイメージ)という疑問が残る。

女の子の一人は結構頻繁にフジロックに参加してるようで、こんなことは

「いつものこと」

と言っていた、去年もタクシーで。

僕はよく「こんなこと」が何度も耐えれるなぁと思った。

どうやらホテルでタクシー呼ぶのが理想的だそうで、ホテルに行った。

もう僕は考えたくもなかったしそれより早く帰りたいと思っていたので完全にいろいろなことが任せっきりだったが、どうやらタクシー3時間待ちらしい。

3時間待ったら、バス乗れちゃう時間になるのでと女の子2人はしょうがなく会場に残ることにしたようで去っていった。

僕らは会場に残る気力なんてなかったし、早く帰りたかったのだがYの言うとおりどうしようもないのでバスの停留所で5時まで待つことにした。

途中タバコを買うために立ち寄ったなんかよくわからんけどたぶん民宿みたいなところに行き少々休憩した、時間はまだたっぷりあるし。

何度も、たぶん僕らと同じで帰りっぱぐれた客だろうか、トボトボと歩いていく人たちがいる。

彼らはどこに行くのだろうか。

そして停留所に戻るとなぜかバスが動いていて、どうやら最終延長で動き出したらしい。

列に並んだ時に、Yが最後方にいる係員(たぶんシミズオクト)に

Y「これって今並んでいれば、もうバス乗れるんですか?」

的なことを聞いた。

係員は、責任回避、無愛想、恩着せがましい、といろいろなことを含んだものすごい不快(僕が疲れてなくて気分がよくてもそうなる、例えば今言われても)な言い方で要約すれば

あんたら乗れんかった人が多いもんでしょうがねーで、バスの業者が無理して出してくれた。乗りたかったら乗れば?

的なこと(まあ正直結構口調も似てるわ、ニュアンス的には)を言い、僕も軽くカチンときた。

Nも「それは客に言う言い方じゃねぇ」的な感じでキレた、まあ当然だろう、周りの客もこの係員の言い方には軽くひいとったように見える。

Yは

「まあ、のれたんだから良いじゃん」

とNをなだめていだが、まあ正直僕は

「良いじゃんじゃすまんじゃん」

とは思った。

バスにはすぐ乗れた(たぶん知らない人は知らないままホテルでまってたり途方に暮れたりしとったやろうから、何も主催者側はしとらんやろうし、えらそうやったで)。

まあこの一件で軽くライブ自体台無しになった気もしながらバスで疲れたので眠る。

遠くでやたらとNと隣の他人の会話が聞こえたが、彼は元気だ。

目が覚めると駅に着いていた。

そのまま駐車場に向かい、着替えやら靴の泥落とし(これは意味無かったが)をし車に乗った。

少しバス内で眠ったこともあり、ちょっと楽になったので寝る前に山くらいは越えておこうと思い、出発した。

真夜中は車はあまり通らず、まあカーブが続いたがそれほど苦もなかった。

たまに横につけて一服しライブ良かったというような話をしたりする。

さすがにYもNも眠たくなったようなので、そのまま眠らして僕は運転を再開した。

100キロくらいは進みたかったが山を下りて広い道に出て緊張感がなくなったのか途端に眠くなった。

多少進んでみるも、さすがに限界がきたので横(トラックとかが止めて休憩するように広げてあるところ)に止めて寝ることにした。

よっぽど眠かったというか疲れていたのだろうか、運転席で寝ることのきつさもものともせず一瞬でぐぅぐぅ眠った。

フジロック2日目・11 (2006/08/19)
「第十七章 いよいよレッチリ、発狂寸前」

レッチリを待っているとSEが鳴り出した。

なんか聞いたことあるなぁとぼーっとしていたら、どうやらイギーポップのサーチアンドデストロイ。

これでレッチリはカバーでサーチアンドデストロイをやることがないと判明し軽く萎える。

残念。

事実かどうかはわからんしあくまでこれは推測なのだが、SEはアーティストが決めてるんじゃなかろうか?

ウルフマザーのときは好きそうなレッドツェッペリンがかかっていた。

そんなことを思いつつも始まる兆し。

会場が一斉に沸く。

しかしレッチリメンバー誰一人来ず。

またまた会場がわき上がり、しかしレッチリメンバー誰一人来ず。

何回かそれの繰り返しの後にいよいよ始まった。

フリーとジョンが現れて軽くジャム(たしか・・・)。

はじめはたぶんアルバム一曲目「ダニーカリフォルニア」だろうと思ったが肩すかしで「キャントストップ」だった。

僕は「ダニーカリフォルニア」自体どうでも良かったのでこのカウンターキャントストップはかなり興奮した。

でもソロがなぜかいつもの(たぶん)ビッグマフ+ワウ踏みっぱのギュォォォーンとしたソロじゃなくワウでちょっと小粋な感じなソロだったのであまり良い感じはしなかったけどとりあえず生レッチリでそれどころじゃなかったので興奮。

次にダニーカリフォルニア、特に言うことはないけどまあ最後のジョンのソロはかっこいい。

次に一瞬弾いたけどなんか知らんけど止まったからわかったスカーティッシュ、こういうときにギター練習しとくとなんとなく特した気がする。

そっからチャーリーやってフォーチュンやってと。

ほんでフォーチュンの時はジョンは黒いレスポールだった。

たしかプロモはSGかなんかだった気がするからやっぱりそれでハム系のギターにしたのだろうか・・・僕はなんとなくテレキャスにするかと思ったのだが。

黒いレスポールはマザーズミルク時代に使ってたやつかも。

まあ僕としてはあまりフォーチュンは良くはなかったと思う。

そっからとんとんと色々やってファズかけたベースソロで(たしかフォーチュンの時にもやった気がするが)アラウンドザワールドかと思いきや、スロウユアテレヴィジョンで肩すかし。

そん次にスノウをやった。

一回コピってみたのだけれどよくあんなにジョンが動きながらもスノウのメインのアルペジオを弾けるものだと思う。

その次にミーアンドマイフレンド、通称(僕らの間では)ミアマをやった。

最近やってない感じだったのでものすごい興奮した。

ほんでもラストにもってこんくなったな。

ライトオンタイムやってその後にアンソニーが

「ジョン、歌いたいかい?」

って聞いてジョンが嬉しそうにしとったらフリーが興奮してたぶん「幸せなら手を叩こう」を歌い出した。

観衆も朗らかに手を叩いた。

そのあとジョンが歌って最近レッチリがお気に入り(たぶんジョンがお気に入り)のドントフォーゲットミーをやった。

関係ないが特にすごくもないライトハンドタッピングであれだけ観客が沸くのはたぶんジョンの特権だと思う。

テルミーベイベーをやって(かなり良かった)カリフォルニケイションをやった。

珍しくホワイトファルコンじゃなくてストラトで弾いたカリフォルニケイション。

ソロがワウでやってたからたぶんそのためっぽいが、どうだろう・・・なんとなく悲しい。

O曰く一応ホワイトファルコンもあったそうなんだけど・・・。

ほんで最後にバイザウェイ、これは最後にライブでやってたアウトロを付け加えてなかった、僕結構このアウトロ好きなんだが・・・。

アンコールにギヴィットアウェイ、はじめにライブでやるなんかようわからんがえらいかっこいいやつが余計かっこよくなったバージョン(意味わからんやろうが・・・)でやっていた。

僕は初めて見たのでびっくりしたがO曰く結構最近はコレらしい。

そしてライブが大興奮と共に終わった。

ジョンがかなりテンション高かったというか嬉しそうだった感じでノリノリ過ぎてちょっと失敗したかな?的なとこがあってすごい良かった。

初レッチリライブ、かなり良かったです。

かっこいいわ。

やっぱりDVDで見てるのと違って生はすごいね。

感動の度合いが全然違う。

あと遠くからだったから客の多さ(多いなんてもんじゃなかった)がものすごい壮観だった。

あわよくば、名古屋に来たときに見てみたい気もする。

そんな感じで僕の初レッチリライブは終始キャアキャアで終わった。

フジロック2日目・10 (2006/08/18)
第十六章 我慢は臨界点を突破し戦士は休息を求める

ソニックユースが終わって、PA小屋の横の柵に腰掛けているとYがやってきた。

どうやらYの雨合羽がポンチョ型だったので下の服も濡れ精根尽き果てた感じだった。

僕が荷物を持ってあげ、Yはその場でその日買ったフジロックのTシャツを着た。

とりあえずあまりにも衰弱していたのでご飯を食べることにした。

その前にトイレの奥にある立ちションスポットで立ちションをしたが、もうそこらあたりの臭いが公園の公衆便所とさして変わらなかったのにはショックだった。

ひどい臭いに耐え行為をすませ飲食エリアに向かった。

もう靴がぐちょぐちょでどうにもこうにも歩き心地が悪い。

飲食エリアでは前に食べたカルビクッパの店にいき、僕はプルコギ丼を、Yはカルビクッパとプルコギ丼を注文した。

雨はしだいにその勢いを弱めもう止んでるか止んでないかといった程度。

食べ物を手にもったは良いが肝心の食べるところが全て占領されていて、僕はかろうじて食べることはできるのだがYは両手にカルビ・プルコギというまさに現代の宮本武蔵状態、両手に韓国状態たったので無論食べれない。

家族っぽい人らのおるテーブルに行きテーブルの一部を借りる。

ちなみに僕はテーブルを探す間に食べ終え、彦麻呂風に

「うわぁ!食べ物の万国博覧会や!」

と言ったとか言わなかったとか。

家族っぽい人らがなにやら発泡スチロールにモヤシがたっぷり入っているラーメンのようなものを食っていたので食べたくなり、どこで売っているか聞いてみる。

するとどうやら朝食べたうどんの店の隣の沖縄料理系の店だと分かり単独で行く。

並んでみてようやく気づいたがどうもモヤシなんか入っていなさそう・・・。

あのファミリー、だましゃがったな、と思いつつももうめんどくさいのでそこでソーキそばみたいなのを買う。

おいしかった。

ご飯を食べると妙に体が楽になり、気分も良くなった。

Yがもう一枚Tシャツを着て寒さ対策をしたいと言ったのですぐ近くのMTVに行きフジロックのTシャツを買っていた。

メインステージから音楽が聞こえてくる。

僕たちはメインステージに向かった。

メインステージの人混みをかき分けひたすら前進する。

地面がぬかるんでいて慎重に歩かないとすべる。

何度かこけそうになりながらも進む。

すると妙に見晴らしが良いところに出て、どうせこのまま前に進んでもこれ以上に良い場所は見つからんと思いここから見ることにした。

すごい景色で人のがもうゴミのようだった。

そんでもってステージが全体的に見通せてモニターもはっきり見えた。

音もまあ間近でみるよりは全然良かったと思う。

今やっているのは電気グルーヴ。

たしか十年前に出演し、ライブを盛り上がらせた立役者。

ピエール瀧の富士山の衣装は動画で見た。

ステージの中央にでかいモニターが追加されピエール瀧シルエットが映っていたのはものすごいしびれた。

僕が見始めたときは知らない曲ばかりだったが(もっとも知ってる曲は1・2曲だが)モニターに映る映像、ピエール瀧のおかげで飽きることはなかった。

電気グルーヴが終わり、UK国旗のビニールシートを下に敷き腰を下ろす。

遠くから音楽が聞こえる。

聞き覚えがあった曲はヤーヤーヤーズだった。

どうやら隣のホワイトヘブンから直接聞こえてくるらしい。

結構ファーストの曲が多かったのであまりよく聞こえなかったが多少興奮した。

レッチリが始まるのをいまかいまかと待ち続けた。


付記

フジロック2日目・9 (2006/08/17)
「第十五章 空想ジャンクションボーイズ的アメとムチ」

モッシュピットから出ると、今までの疲労が一気に出たのか極度に体が冷えた。

NとOとFを探すと、モッシュピットの後ろの柵に掴まって寄りかかりなかなか良いスペースにいた。

僕は疲れたのですぐ後ろにあるたぶんPAのための小屋みたいなところの柵に背をもたせ、ぐったりしていた。

雨は勢いに強弱をつけながらもいっこうに止む気配をみせない。

雨に打たれながらタバコを吸う。

タバコはぬれながらもなんとか火を消すことなく燃え続けた。

ぬれたタバコは少々まずい。

体も寒い。

こんなんでレッチリまでおったら間違いなく次の日風邪をひいてボロボロになるんじゃないかと思いながらも待ち続ける。

次のバンドが始まった。

オルタナティブロックの重鎮(だと僕は思う)ソニックユースの登場である。

一応僕も海賊版ライブCDを持ってる(聞きこんで無いが)。

メンバー構成が曖昧でたしか女の人おったよなぁというくらいだったがようやくはっきりした。

とりあえずいろいろノイズを出すために試行錯誤してやってたのでずっとモニターを見てた。

観てて全然飽きがこなかったのだが、もう立ってるのが辛くなってきたのでとりあえず休憩がてらPA小屋の裏へ。

そこはゴミ箱と灰皿が設置されててモニターも着いていた。

柵にもたれ腰をおろす。

じっと目を閉じ曲を耳にしながら休憩する。

この方法がかなり効果をあげてだいぶ楽になる。

立ち上がり灰皿の側で一服しているとすぐ側に女の子がいた。

ものすごい可愛い子でどうやら一人なのか

「やっぱりレッチリ見に来たんですか?」

的なことを話しかけられ軽く話す。

正直知らない人に声をかけられてうろたえてて何話してたか詳しく覚えてないがとにかく

「レッチリ見に来たよ」

的なことだ。

その子が去って、あーしまったそんなこと話とらずもっとなんかいろいろ・・・・と葛藤し萎える。

再びしゃがみ込むと、なんか目の前にだれかおる。

びっくりして立ち上がるとレッチリTシャツをきたブルーハーツのヒロト似(もしかしたら僕のイメージかもしれんが)の兄ちゃんがそこにいた。

ヒロト似の兄ちゃん「あのぉーー、何観に来たんですか??」

なんか口調が軽くおかしい気がする・・・・、この人なんかやばい・・・・僕の頭の中で警報が鳴る。

と・・・とりあえず・・・なんか言わんと・・・・軽くパニックになりながらも

僕「ああ・・・やっぱりレッチリですか・・・ね・・・」

その言葉に軽く喜んだヒロト似の兄ちゃん、リアルにライブでもないのにリンダリンダの動きをし始めそうでものすごく怖い・・・とりあえずここは穏便に・・・・。

僕「やっぱりレッチリ好きなんですか・・・・?」

ヒロト似の兄ちゃんは手を挙げ、僕にその手を叩いてなんかアメリカンチックな感じを要求する・・・・オドオドしながら叩く・・・。

ヒロト似の兄ちゃん「僕もねぇ・・・・もうアンソニーと同い年なんだけどねぇ・・・」

僕「あ・・・そうなんですか・・・・」

どうやらそれほど兄ちゃんでもないらしい・・・。

ヒロト似のおっちゃん「アンソニーはヘロイン中毒だったんだけどえぇ・・・・僕は覚醒剤中毒でねぇ・・・・」

やばい・・・・僕の頭のモラルハザードレベルが最高の「危険」と認知し、妙におっちゃんの笑顔が殺意めいたものに見えて仕方がなくなる・・・・相手は覚醒剤中毒・・・どうすれば・・・・ここが街中ならば

僕「助けてー、おまわりさーんここにジャンキーがいて僕を殺そうとしてます!!!」

と持ち前の大声をいかして危機脱出をはかるところなのだが、ここはスキー場、人はたくさんいてもお巡りさんはいない。

観客はライブに釘付けで僕のこれから始まるかもしれぬ公開殺人ショーなど観てやしないだろう。

ソニックユースのノイズめいた音楽が聞こえてくる・・・・・僕は結論を出した。

僕「あ・・・・そうなんですか・・・パンクっすね!

「パンクっすね!!」である。

やはりここは覚醒剤=パンクロック、これが正解だろう・・・・。

ヒロト似のおっちゃんはどんな採点をつけてくれるだろう・・・・。

手を挙げ、僕に手を叩かせる合図をした・・・・どうやら彼は僕に満点をくれたらしい。

ヒロト似の兄ちゃんはライブ終了と共に去っていった。

別に悪い人でもなかったようだ・・・・。

精根尽き果てた。
フジロック2日目・8 (2006/08/15)
「第十四章 雨の中の激闘 そして萎える」

我々一同前進す。

人混みをかき分け、雨でドロドロになった地面をかき分け、少しずつ少しずつではあるが着実に前に進む。

ハイブスが終わって観客がもっとはけるかと思ったのだがどうやらそうでも無い様子。

前列に着き、遅れてくる一同を待つも、どうやらこの辺に陣取る様子で、僕は最前列に行ってレッチリを観たかったので一人突き進む。

改めて解説を加えなければならないが、最前列は柵で平方に仕切られていて、ある一定の人数に達すると閉めきられる。

要するにモッシュピットのことなのだが。

なので多少人がはけている今、開かれた最前列の入口に僕は向かった。

人がゴミゴミしたところが好きな人はいないと思う(別の理由で好きなやつもおるかもしれん)が、我慢しながらもなんとか最前列の枠の中に入ることができた。

じっとライブが始まるのを待つ。

ちなみにこの時点でまだレッチリには四時間ほど待たなければならない。

僕は内に熱いものを秘めつつ、最前列の荒波を気合いで乗り切ろうと思った。

雨が降っている。

下は沼のようにドロドロになっている。

靴もズボンもぐしゃぐしゃになった。

ライブが始まる。

「KEN YOKOYAMA」

もちろんクレイジーケンバンドじゃないほう。

正直まあ僕の範疇ではないのでとりあえず何も語ることはない。

ライブが始まり観客がどっと前に押し寄せていくのを狙いすかさず前へ。

最前列の二列目をなんとかキープした。

このままライブが終わってはける客から最前列を奪えればしめたものなのだが・・・・。

僕は「KEN YOKOYAMA」のライブを完全になめきっていたようだ。

もう僕には暴徒にしか思えない盛り上がりかたをしとった。

女・子供容赦せずに押して押して押しまくる暴徒たち。

とりあえず一言是非とも言いたいのは、

人の上を転がっていくやつは死んでくれ

もう前におる黒人スタッフが撲殺するシステムでもとればいい。

頭を蹴られた女の子はかわいそうだ。

そんな感じで前列で耐えながら全曲聞き終える。

意外に聞いたことあるような曲が数曲あった気がするが、実際どうなのだろう・・・。

あと「KEN YOKOYAMA」がMCでレッチリうんぬん言ってて一瞬だけアンダーザブリッジ弾いた。

ライブ自体は最前列、かなり盛り上がってて、雨の中、観客からは湯気が立ち上り、蒸し暑くネトネトした空気を吸うのは苦しかった。

まあそんなところか・・・・。

とりあえず去年の12月ぶりに最前列を体験(FEEDERのライブ)して疲れた。

ライブ中に気づいたのだが、最前列、レッチリTシャツを着ている人間が多く、もしかしたら僕らの作戦を僕らよりも全然先に、むしろ今日ののライブが始まってからずっとここにいるのじゃないだろうかと不安になった。

ライブ後それは的中し、最前列の人間は誰もはけていくことはなかった。

僕はしょんぼりとモッシュピットから出た。
フジロック2日目・7 (2006/08/14)
「第十三章 雨が降るとて」

会場に着くとすでにライブが始まっていた。

サイドから入り人が出入りするのを狙って前に行く。

オールスタンディングならば、だいたい一番前は無理にしても最前列には行くことができるのが良い、それほど前には行かなかったが。

今やっているバンド、UKバンドらしいのだが、名前はミステリージェッツ。

「YOU TUBE」で見た限り、バンド構成も一風変わっていて(そんなことも無いのだが)曲もなかなか良かった。

2時20分くらいから見始めたので、3時前には飲食エリアのパープルヘイズに行かねばならないのであまり見れなかったが、サイケ感も多少ありつつのなんか表現しにくい感じでまあ良かった、あまり見れないのが残念といえば残念だった。

そんなこんなであまり観ることもなく、後ろ髪を引かれる思いでパープルヘイズへ。

会場に来てFだかOに聞いたのだが、どうやら今からクーラシェイカーのMTVの番組収録兼アコースティックライブが行われるらしい。

着いた時には人だかりができていたがなんとか前の方に来ることができた。

近くのスタッフがやたらと騒いでるので耳をすましていると、どうやらクーラシェイカーのギターボーカル・クリスピンアン・ミルズがサイドを通るのでどうのこうのということでじっとサイドを観ていた。

僕はサイド側にいたのだが、クリスピアン・ミルズはにっこりと手を振りながら優雅に通り抜けていった。

周りをぐるっと見てみると最前列の辺りにOとFとNを発見した、まあ声はかけんかったが。

とりあえず前列にいる女性二人組が小さい椅子を使ってて見づらかった。

僕もさっきもらったビニールシートを敷いて座る。

しばらくして雨が降り出し、僕も周りの人も雨合羽を着た。

待っていると、MTVのスタッフらしき人物が前で話し始めた。

内容はこんな感じ

スタッフ「えーそれでは今からクーラシェイカーズの公開収録をはじめたいと思います」

周りがざわついた。

それは決していよいよ始まるのかというノリではない。

たしかにファンとしては(僕は詳しくはバンドについてしらんが)高まる気持ちはもちろんあった。

だがそれだけに

クーラシェイカーズ

はないだろう、MTVスタッフ。

そのスタッフもサイドから訂正を入れられたのだが、もう一回クーラシェイカーズと言い、またしても観衆はざわついた。

僕は

「ああ・・・たぶんこの人はヒップホップだとかミクスチャーだとかアメリカ的な曲が好きだから興味ないんやろうな」

と勝手にイメージを押しつけて納得した。

ほんでどうやらこれ終わった後にサイン会(事前に人は決まってる)があるらしく、さらに追加でMTVのTシャツを買った先着10名にサイン会参加ができると公表した途端、若干名が隣のMTVブースに走っていった。

必死だな、気持ちはわかるがそう思った。

いよいよ収録がはじまり、江戸むらさきが現れた。

おまえらは音楽番組でとらずにショートコントを練り直して来いと思った。

収録中にはインタビューでファン(たぶんあらかじめ選ばれとる)が質問するとかいうやつをやっていた。

選ばれたファンは3人。

それぞれが

クーラシェイカーズクーラシェイカーのどこに魅力を感じますか?」

という質問をされていた。

その答えは

ファンA「全てです、うふ」

ファンB「全てです、えへ」

ファンC「全てっす・・ふぃー」

(ちなみに別にCが太っているというわけではない。)

と、どうしようもないからこう答えておけばいいんじゃない的なノリで当のクーラシェイカーメンバーも

「ああ、やっぱりイエローモンキーはこの程度か」

という顔をしたとかしてなかったとか。

収録はたぶん順調に進み、アコースティックライブが始まった。

曲はわからんかったけど良かった、と思う。

というかとりあえずクリスピアン・ミルズは格好良すぎて良かった。

終わった後にOとFとNのもとに行く。

そんでメインステージへ。

メインステージではハイブスがライブをしていた。

FとNはどうやらN曰く、飲食エリアで貰ったゴミ袋にゴミを集めて持って行くとなんか無料で貰えるとゴミ袋を持ってどっか行った。

それを待ちつつハイブスをOと観る。

かっこいいね。

ロックンロール・パンクっていう感じ。

まあとにかくボーカルがよく動いてかっこいい。

雨が降っていたが会場にはもう人がめちゃめちゃおった。

そしてハイブスのライブが熱狂と共に僕たちはいざ、前列を目指す。

付記

フジロック2日目・6 (2006/08/13)
「第十二章 その時トイレは混んでいた 試練編」

僕が観た光景はこの世の地獄といっても差し支えないものだった。

長蛇、長蛇、長蛇、長蛇である。

しかもこの長蛇の向かう先は有名ラーメン店でもなければ、ましてや有名テーマパークでもなかった。

有名アトラクションに一時間待ち、そんな楽しい時間ではなく、尿意を堪え一時間待ち、とはなんと悲しいことだろう。

しょうがなく列に並ぶ。

遠くから音楽が聞こえてきて思った。

「ああ・・・僕は遠くまで着ました。そしてトイレのために待ってます。」

と。

聞こえてくる音楽はたぶんメインステージのものだろう。

フォークソングとかそっち系でなんとも良かった気がする。

たぶん「ザ・キングトーンズ featuring ジミー入枝&ナンシー」とかいうバンド、いやグループ。

古き良き歌謡じみたフォークソングを耳にしながらひたすら待つ。

と、ふと見ると、トイレの向こう、森の前、茂みの辺りにやたらと背を向けた人間がいる。

どうやら全員男のようだ。

要するに立ちションしてるわけで、ほうほうこりゃえぇと思い、僕も列をはずれそこに向かい立ちションをした。

こういうとき男の子って便利だなーと思いつつ、フジロック会場でこんなことしてすまん。

ライブ会場に戻ろうと飲食エリアを抜けようとしたところ、なにやら人だかりができていた。

近くによって見てみるとどうやらイギリスの国旗の柄のビニールシートを外人が配ってる様子。

様子を見るとどうやら無料らしい。

迷ったあげくに並んで待つ。

僕の番になり、もらえると思ったら試練が待ち受けていた。

どうやら旅行会社だかなんだかのキャンペーンで外人の質問に答えると(もちろん英語の)もらえるらしい。

3人ペアでやらされる。

外人「ヘイ、君たちは友達かい?」

僕「ああ・・・違います?」

外人「ゴニョゴニョゴニョ??」

僕「?何言ってるの?」

外人「UKバンドで好きなバンドあるかい?」

ああ・・・そうか・・・まあなんかテキトウに挙げればいいだろう・・・。

一人目「オアシスが好きです」

二人目「オアシスが好きです」

ああ・・・そうか・・・じゃあ僕も一応めんどくさいでオアシスにしとこうかな。

僕「オアシ」

外人「うーん、そうか分かった分かった。じゃあ・・・・」

僕に質問を答えさせる暇を与えず外人は話を進めていった。

そんでビニールシートを貰ってなんとなく腑に落ちない気分になりながらもライブ会場に向かった。
フジロック2日目・5 (2006/08/12)
「第十一章 それぞれがバラバラになる時」

会場はまだライブまで時間もあったのでそれほど混雑はしていなかった。

僕とOは前に進み、最前列付近を陣取り、座った。

そして一服・・・・(後で知ったが、最前列付近は禁煙らしい)。

なかなか始まらず、僕は受付で貰ったタイムテーブルを見ながら一応予定をたてる。

たぶん、レッチリのライブには会場の人間約45000人がすべて集まるだろう。

早めに行かねば前の位置が取れぬわけで、しょうがないので観たいバンドを軽くすっ飛ばし、15:05からメインステージで行われるハイブス、これは観たいのだが、これ以降はずっとこのメインステージに腰を据え、レッチリをまだかまだかと待ち続けることにした。

予定も立てたところでOに着信あり、どうやらNとFのようで、こっちに向かうらしい。

Yはというとどこへ行ったのやら。

NとFに出会いライブを待つ、いよいよ始まる様子。

そして現れた、ザ・ライフルズのバンド。

正直なところ、僕も「YOU TUBE」でちらと観たのみでしかも覚えてない。

ただUKのバンドということは分かっていた。

そんでもってこの時間のタイムテーブル、他の出演バンドが僕の興味の対象外も対象外だったので必然的にこれを観ることになった(内容は追記で)。

ライブの半分くらいでOとNとFが

「暑い・・・」

といい出て行くが僕はたぶん飽きたんだろうと思った。

まあ、そりゃそうで、同じリズムで同じ曲調の曲ばかり続けば嫌でも出て行く。

僕は一曲目が終わった後の興味の対象がすでに曲ではなくなっていたので最後の方まで観て、最終的にものすごい疲れてきたのでライブ会場すぐ側、飲食エリアにあるでかいトラックにもたれかけ目をつぶった。

どうやらライブは終わったようで、たくさんの人が出て行った。

次の僕の標的のバンドも同じ会場でやるのでしばらくその場で休憩することにした。

トラックを観ると

「屋台村」

という文字。

何か聞いたことがある。

屋台村をフジロックに引っ張ってきたっていうことだろうか・・・・。

ライブも始まる少し前、尿意を堪えられなくなりホテホテとトイレまで歩く。

トイレに着いた時、驚愕した。

付記

フジロック2日目・4 (2006/08/11)
「第十章 ライブが始まり観衆は熱狂する」

武藤敬司似のおっさんの

「ウルゥゥフマザァァァァーーーー!!!」

のかけ声と共にライブが始まった。

一つめの僕のお目当てのバンドが姿を現した。

オーストラリアのガレージロックバンド、ウルフマザー。

フジロックの出演アーティスト発表で初めて名前を目にしたのであるが、動画を見た時のインパクトはすごかった。

まさにオーストラリア代表といっても良いんじゃないだろうか、このバンド。

アフロ・長身・細身で鼻がちょっとアレなギターボーカルが印象的なバンド。

僕が動画を見たとき閃いたのがこのバンド、形容するなら

ガレージ+AC/DC+レッド・ツェッペリン

なのである。

ロバート・プラントを彷彿とさせるボーカルの声、オーストラリア的なガレージロックな勢い、AC/DC好きは明白なもので、何しろギターを弾きながらの歩くパフォーマンスは完全にアンガスだった。

FとOはマーズヴォルタっぽいと表現していたが、それも納得できる。

特徴的なのはこの辺だが、もう一つ特徴を挙げるならばベース。

このベーシストがベースを後ろに下げたまま小さめのキーボード(エレキオルガンっぽい)を弾く。

このアクションがまさにエマーソンレイクアンドパーマー、ELPの主格をなし、実力人気共にジョン・ロードとタメ張るキース・エマーソンっぽいのである。

キーボードをガタガタ揺らしながら弾くベーシストの姿はまさに小エマーソン。

どうやらプログレとかも好きな様子で、ライブ・曲ともに色々なジャンルを網羅している気もする。

ドラムは特段言う特徴は無かった気がするが、体ごとスティックを打ち付ける勢いは全体のライブパフォーマンス的にも良かった。

同じオーストラリアのバンド・ジェットは残念ながらライブはいまいちなのだが、このバンドはライブの出来も良かった。

一発屋にならないことを祈る。

ウルフマザーの演奏が終わり、観客も移動を始めた。

時間も時間なので飯を食いに再び飲食エリアへ・・・・向かうつもりがもう一つ、飲食エリア側の会場でバンドが演奏していたので軽く観る。

どうやら受付で貰ったタイムテーブルによればフィールズが演奏している様子。

最後尾にいたのでメンバー構成も何もわからなかった。

すぐに離れてしまったので残念ながら曲もよくわからないままだったがどうやらUKのバンドらしい。

Yはそのままそこに残り、他のメンバーと飲食エリアへ。

列の進みが比較的早かったのでその韓国料理系の屋台でカルビクッパを注文する。

Oは隣のタコライスの店に並んでいたが僕の方が早く、立ったまま食べてみる。

辛い・・・・激烈に辛い。

スープは真っ赤だから当たり前なのだが、これは辛い。

でも美味しい。

あまりの辛さに体も熱を帯びながら完食する。

FとNの姿が見えなかったのでOが連絡を取るとどうやら飲食エリアの中にあるパープルヘイズというブースでハイブスのインタビューがあるらしくOと僕もそこへ向かった。


まだ始まってなかったが、どうやらもうすぐ始まるようでぼーっとOがタコライスを食べているのを見ていると前説の芸人が姿を現した。

江戸むらさき

おまえら最近テレビで観ないと思ってたらこんなところに!!

と思いつつ江戸むらさきのショートコントを観る。

残念ながらどうやらショートコントもマンネリ化したようで正直至極退屈だった。

僕が最近テレビで顔を観ないようになったのもそこらへんが原因なんじゃないだろうか。

前説が終わりハイブスが現れたが残念ながら人混みやらなんやらの関係で観れず、Oによればこれは演奏は無いらしかったのでOと一緒にさきほどフィールズがやっていた会場でちょっと気になるバンドを観にいった。





一応追記に僕が観たバンドの動画を「YOU TUBE」を利用して載っけてくことにしたので気になった方はどうぞ。

付記

フジロック2日目・3 (2006/08/10)
「第九章 前だしで宴を行い、戦士は一度休息す」

短い橋を渡るとそこは屋台が立ち並ぶ飲食エリアだった。

朝から何も食べてない我々、いや、深夜からほとんど何も口にしていない我々はそれぞれに好きなものを買い食す。

僕は比較的空いている屋台でとろろうどんを買った。

少々肌寒くもあるこのスキー場で、朝胃に優しいうどんを食べる。

他のメンバーの買ったものは覚えていないが、Fはたっぷりと焼肉が乗ったものを買っていた。

朝っぱらからよくそんなものが食べれるな、この欧米人とも思ったが正直僕もお腹が空いていたので少々羨ましかった。

まだライブが始まるまで一時間そこそこあったが、とりあえず目当ての会場に向かう。

雪のないスキー場は昨日の雨か、それとももっと前のものかはわからないが少々ぬかるんでいた。

そして、スキー場に特有のあの木片を敷き詰めた地面はモフモフして生き物の体を踏んで進んでいるようで少し気分が悪い。

会場はメインステージであったのでかなり広々としていた。

人もかなり集まっていて、一番遠くの森の側には大勢の人がビニールシートを敷き陣取っていた。

一番前の比較的空いているあたりを陣取り、とりあえず入口で貰った携帯灰皿を使って一服したりした。

まだライブまで一時間ほど。

少し疲れもあったので地べたに座り、柵に寄りかかって目をつぶった。

どうやら他のメンバーがしゃべっているみたいだが、その声もだんだん遠のいていった・・・。

気づくと周りには先ほどよりも人が多くなっていて、NとFの姿はなかった。

どうやら時間があったのでそこら辺をうろついていた様子で、僕とOとYがそのまましばらくぼーっとしていると戻ってきた。

時間もあと少しのようでSEが流れ始めた。

そして人も多くなる。

カメラがやたらと増え、ライブの舞台に設置されているでかいモニターに観衆が映る。

いよいよだ。

すると舞台におっさんと女の人が現れ、なにやらこまごまと話し始めた。

おっさんはどうみてもプロレスラーの武藤敬司にしか思えない風貌なのだが、やはりマイクパフォーマンスもプロレスラーじみた感じだった。

環境問題やらライブの注意やら話、いよいよライブが始まろうとしていた。
フジロック2日目・2 (2006/08/09)
「第八章 迫るダフ屋、そして来たれライブ、そして撮影される」

バスを降りた。

さすがにスキー場だけあってむちゃくちゃ広く感じる、というよりは実際広い。

どうやらとあるホテルの駐車場に降ろされたようだ。

最初に目に着いたのはダフ屋の多さだった。

警備員の近くでも横柄な態度でどっしりしている。

主催者側は黙認しているのだろうか?

周りにはそこまでウジャウジャと人がいたわけではなかった。

しかしこういう時は人混みっていうのは楽なもので何も考えなくても行きたい場所の方向が分かる。

人の流れるままに僕らも流され着いたところは当たり前だが受付だった。

どうやら団体(小団体でも)は代表者にチケットを集め受付をするだけらしくとりあえず全員のチケットをOに集め受付に行ってもらい僕たちはその出口にて待つ。

なぜかそこにもダフ屋が何人かおって一人が軽くきょどっとる様に見えたのかYに絡んだ。

ダフ屋A「おい!兄ちゃんチケットないんか!?」

Y「いえ、持ってます」

そんで離れてったと思ったらまたそのダフ屋がYに絡み

ダフ屋A「おい!なんでうろうろしとんや?やっぱチケットもってないんか!?」

なぜか強気な態度で接していた。

当然困り気味のYを見ながら僕は昔、東京事変のライブんときに駅の側で待ってたらダフ屋がこれまた強気な態度で接してきたことを思い出した。

どうしてダフ屋はあんなにヤクザな対応をするのだろうか?

これはたぶん「ヤクザ → ダフ屋」ルートか「社会一般に対応できない強気な態度の人間(強気な態度も原因か?) → ダフ屋」ルートなのだろう。

ある意味そいつの性格だけで

「君、今日からダフ屋確定ね!」

と言われてしまう感じもしなくもない。

Nがダフ屋にチケットの値段を聞いていた

ダフ屋B「あい~。チケットあるよ~チケット。安くしとくよ~余ってたら買うよ~(やはりガラガラした声)。」

N「いくらで売ってくれる?」

ダフ屋B「いくらがいいの~?あい~(もちろんガラガラした声、分かりやすいように「あい~」を付けておいた)。」

N「8000円は?」

ダフ屋B「良いよ~あい~。」

そんな感じだった。(ダフ屋についてはフジロックについて書く時にはじめに書いたのでいちいち触れんけど)

Oがチケットをリストバンドと交換して貰ってきた。

どうやらこのリストバンドが外れると途中退場となるらしい。

しかも、このリストバンド結構装着しづらく、力を入れすぎるとどうやら切れてしまうらしい。

皆、神経質になりながらもようやく付ける。

すぐ側に物販があったのだが、人が多すぎて遠くから眺めていただけだった。

そのまま人の流れに一応従い先へ進む。

係員にリストバンドを見せると

係員「あーもしかして、ライブ会場に行かれる方ですか?」

と聞かれ、そうだと答えると

係員「こちらはキャンプ会場になっております・・・・」

と手振りをしながらライブ会場の方を説明してくれた。

指を指したりしてあっちを見ろという意思表示をしていたので僕は負けじと説明の間中係員の人を凝視していた。

さすがに説明しづらそうだった、係員さんあのときはふざけてすまん、そしてありがとう。

そしていざ、ライブ会場へ向かおうとした矢先、謎の人物が現れた

謎の人物「あれ?もしかして君・・・・」

どうやらOの知りあいらしい。

話しているのを盗み聞き・・・いや、聞こえてきたことから推測するにどうやら元部活の先輩だそう。

そしてすぐその元部活の先輩とは別れた。

僕はさすが高校時代「おぎっち」と小数名に呼ばれていた男だなぁと思ったとか思わなかったとか。

いやはや「おぎっち」である。

ライブ会場の入口に着き、側にいたお兄さんたち(というか僕らと同い年くらいだとは思う)に声をかけられる。

お兄さん「すいまっしぇ~ん。写真撮ってもらっていいですくぁ~?」

(別に金八先生訛りがあったわけでは無いがなんとなくそうしてみた)

明らかに僕の方を見て言っていたのだが残念ながら僕は

人見知り

めんどくさがり屋

写真撮るのそんなに自信ない

と三拍子揃っていたので無言でNかYを見つめた(どちらかは忘れた)。

そうするとNかYはその僕の気持ちをサッカーワールドカップ日本代表ですらできないアイコンタクトという高等テクニックで察してくれたのか写真を撮るのを頼まれてくれた。

どちらもすまん、正直すまん。

Fも写真をお兄さんたちに頼み、撮り撮られ関係から友情へ、そして一緒にライブへ、ということはなくあくまで利用被利用の相互関係という形で別れた。

入口から入り、僕は軽くテンションも上がりつつカメラを持つ男を発見した。

近寄ってみた。

撮られた。

そしてカメラをよく見るとそこには

ザ・ワイド

そう、平日昼間からお暇なご婦人を楽しませるべく、最強正義超人草野仁の司会のもとに進行していく情報・バラエティ番組、もちろんCMに入る前の

ザ・ワーイ・・・

と余韻が残る女性コーラスが印象に残る最強お茶の間番組である。

関係ないが、草野仁の名前を思い出そうとすると決まって徳光和夫の名前が出てきてしまうのは僕だけだろうか?

一応、「草野=最強、徳光=嫌い」なのだがどうしてだろう、いつも名前が混同してしまう。

そんなこんなで不安になってカメラマン(もちろん撮り中)に聞いてみたらやはり草野さんだった。

昔、小学校から帰ってきていつもばあちゃんと見てた(と記憶している)ザ・ワイドが・・・あの「ザ・ワーイ・・・」が僕に非常に接近したものになっている。

岐阜という田舎に生まれた僕は岐阜というイメージに沿った「田舎者」のイメージをたっぷりおしげもなく撮られてしまった。

後から考えると、恥ずかしいという気持ちと、妙なすがすがしさが残る。

実はその放送が8月4日だったのだが、それにもし奇跡的に僕が写っていたらどうか僕を笑ってくれ、僕は見過ごしたが・・・。

まあたぶん草野さんが僕らの写ったところをきれいに

「ボッシュート」

したと思うのだが・・・・ほわわわわーん。

そんなこんながありつつも、橋を抜けるとそこは・・・・そこは!!!
フジロック2日目・1 (2006/08/08)
「第七章 新潟で目覚めライブ会場に向かう」

7月29日(土)

駐車場から駅に向かう人々、犬を連れ散歩をする人々が目に付く。

外は多少肌寒いが逆に少し心地よい気もする。

僕はその時、柱の側に腰掛けていた。

時折上で電車が通り過ぎ柱が振動する。

現在午前6時40分

7時20分にみんな起きる予定だったが、少々車内の寝心地が良くなかったせいか1時間程度で目が覚めた。

しかし昨日の疲れが思った以上に楽になったことは幸いで気分も楽だ。

たぶん後2・30分すれば皆起き、周りを歩いてる幾人かと同じように僕らも駅に向かうだろう。

近くに大型建築機がある。

その側の柱で立ち小便をする。

しばらくするとYが寝袋から出てタバコを吸い出した。

ぼーっと何かしらしゃべったと思うがあまり覚えてない。

そういったのは結構時間が経つもので、やがて車の中で寝ていたOとNも起きた。

僕は先ほど用意をすませておいたので、とりあえず持ってくるのを忘れた雨合羽を買いにYに車の鍵を渡して先に駅へ向かった。

駅へはさほど遠くはないが、少々歩く。

疲れもとれていたので順調に向かった。

駅に着くと、意外にも人影はまばらでもしかしたらもう皆シャトルバスの方へ向かったのかもしれない。

とりあえず駅の反対側にコンビニがあることは知っていたので向かう。

意外に遠い。

反対側に着いたが、パッと見てもコンビニっぽいところは無かったので近くのレンタルカー屋に入り聞いてみた。

店員「あーそこ、右曲がってちょっと行ったところ。」

朝早く眠いのか、素っ気ない態度のように見えたがとりあえずお礼を言いコンビニへ向かう。

通り道の看板には越後湯沢温泉という看板が見えた。

そういえば越後湯沢って温泉でも有名だった気がする。

コンビニに着いたら、思ったより混雑していなかった。

雨合羽も在庫がたくさんあったので買えた、ついでにタバコと水分補給用にペットボトルのお茶も買うことにした。

小さなカバンをギュウギュウにして駅に行き、一服しているとYとOとNがトボトボとこっちに向かって歩いてきた。

待ち合わせの人物が来るまでそれぞれトイレに行ったり一服したり歯磨きしたり。

時間になり、僕らは駅の入口前からエスカレーターを覗く。

すると現れた軽装の男。

昨日の移動中に酔っぱらってたちの悪い電話をかけてきた男。

Fである。

Fと出会い、テンションもほどよく上がりつつ、シャトルバスに並ぶ。

だんだんと疲れがくる。

どうやら昨日の睡眠での回復はかなり一時的なものだったらしい。

しかしその割にはテンションは高く、あまり待った気もせずにシャトルバスに乗り込む。

とりあえず眠れと言われながら、そしてたまにふざけながらを繰り返し、僕はバスの中で夢うつつになる。

気が付くとバスが止まった。

ここが、フジロックのライブ会場・・・苗場スキー場か・・・。
フジロック1日目・7 (2006/08/07)
「第六章 目的地に到着し、人々は眠りにつく」

たくさんのカーブと、たくさんのトンネルを抜ける。

途中何度か雨に遭遇するもまた止む。

山の中の天気の変化の早さを痛感しながらも、もう少しで着く目的地に胸躍らせながら、車を走らせる。

山を抜けきると、目的地はすぐだった。

温泉とスキーのための町、越後湯沢。

そう呼ぶのがぴったりの閑散とした町。

時計は午前4時を回り空が軽く明るむ。

相変わらず曇ってはいるが雨は降ってない。

とりあえず越後湯沢駅に駐車場があると思い行く。

駅には、明日、いやすでに今日であるがライブを待つ人か、それとも帰りの電車を待つ人か・・・・何人かがポツリポツリ駅の前で座っている。

駐車場はあるも、止められる場所もなく、いったん駅を出て、カーナビで駐車場を探し行ってみる。

どうやらショッピングセンターの有料駐車場らしいのだが、止めておいておいて良いものかどうかがわからん。

仕事帰りのホテルマンを見つけYが駐車場について聞いてみるが、どうやら無いようで

「そこの医療施設にとめとけば?」

とかテキトウなことを言う。

一応どこか有料駐車場を探すため車を走らせる。

見つけたは良いがホテルの駐車場らしくフロントで許可を得なければならないらしい。

ここでもYが持ち前の行動力で聞きに行くも、肝心のフロントが閉まっている。

路駐の車も見受けられ、医療施設に止めるか、路駐するかといった意見があった。

僕もまあそれしかないのか・・・・と思いつつも車の所有者としては色々怖いものがあってそこらへんがいらだつ元となった。

Yがマンションの前にいる人に聞いたがやはりよく分からない。

しかし、どうやら駅に地下駐車場があるという情報をYが見つけとりあえず駅の周りを一周してみることにした。

すると、高架下、町営駐車場を発見し入ってみると、ちょうど雨風凌げそうな場所に一台分のスペースが。

幸運としか良いようのない展開でテンションが上がった。

朝5時、僕・O・Nは車の中で、Yは持ってきた寝袋その他を使い外で就寝。

しばしの休息を取った。
フジロック一日目・6 (2006/08/06)
「第五章 峠のカーブにさしかかり、ぐんぐん進んで幽霊と出会う」

なかなか目的地に付かない。

何せ350キロある道のりである。

丑三つ時を迎え、そんな意識もしていなかったのだが、たぶん映画の話から軽く怖い話になった。

あたりには人影はもちろん車だってなかなか通らない。

車内の音楽と、車のエンジン音、話し声だけである。

旅もようやく終わりにさしかかり、長野市か松本市を超えたあたりで山道に入った。

工事とカーブの連続。

なかなか通りづらいのだが、逆に集中することで眠気は無くなっていく。

カーブ、カーブ、またカーブ、横に体が何度も揺れる。

ドライバーは基本的には酔わないというのが一般的だが、こう揺れると気分も悪くなる。

するとちょうど車がカーブ手前の茂みを照らした時、前方やや上、そこから先へ進めば森の中というところに人影を写した。

妙な場所、しかも深夜に人影である。

正直アレには心底びっくりさせられた。

どうやら正体はカーブ注意を促す警官のマネキンらしかった。

ちょうどその時、この辺りが「SIREN」に出てきそうな場所だ的な話をしていた後だったので

マネキン=屍人

のイメージで本当に怖い思いをした気がする。

警察よ、さすがにあそこに置くのはビビるので場所を変えてくれ、逆に危ない。

フジロック1日目・5 (2006/08/05)
「第四章 車は深夜走り抜け、忘れかけた頃に彼奴と出会う」

車を走らせてだいぶたった。

まだまだ先は長いのだが、深夜になり、車の通行も無くなってだいぶ楽に運転できる。

どうやら通っているのは長野もしくは新潟から名古屋に行く道路で、夜中も時折何台かのトラックに遭遇する。

走り過ぎるトラック。

道路の横につけ、仮眠をとるトラック。

僕たちが普段寝ている時間、家でゆっくりしている時間にも、トラックに乗ったおっちゃんたちは荷物を運び右往左往している。

たしかトラックの運ちゃんというのは運べば運んだだけ給料が入る。

そして孤独だ。

二人で運べばそれは楽だが、その分け前も二等分されるので生活が楽ではなくなる。

孤独、深夜と格闘しながらトラックの運ちゃんは今日を行く。

僕らは僕らで深夜の眠気、運転と闘う。

100キロを目安に休憩を取り、僕はその度に眠眠打破を飲む。

相変わらず何度飲んでもまずい。

極端にまずいものっていうのはやはり、慣れるとかそんなことは無いのだろう。

おいしさを求めて作られたものではないのではなからまずいのである。

しかし襲ってくる睡眠にはこれが一番良いだろう。

もしかしたら、このまずさも眠気を打破する一つの効果としてのものなのかもしれない。

薬品効果+味のまずさ > 眠気

この公式なのだろうか?

そんなことを考えながらも道を往く。

その時、突然Yが

Y「ちょっ・・・ちょっと車止めて!!!」

横をちらっと見るとYはくの字に体を曲げている。

どうやら足がかゆいらしく掻いているのだろう。

すると突然、鼻に嫌な臭いが・・・・。

これは・・・・この臭いは・・・まさか・・・・

僕は思わずハザードを出し車を横に止めた。

Yは車をすぐに降りた。

どうやらOとNも気づいたらしく騒ぎだす。

パニック、ここにはパニックがある・・・・そんなこと言ってる場合ではない。

今すぐにこの臭いの元をどうにかしなければ・・・・ある意味、キャンプ場で一酸化炭素中毒で死亡と似たような現象が車内で起きる。

Yがタオルを手に持ち車の外に出した。

どうやらそこにヤツがいるらしい。

YとNがその姿を確認した。

カメムシ

である。

あのお好み焼き屋の前のカメムシ事件からどうやら車の中のYの足下の辺に身を隠し、Yの足下へ。

ちょうどそこでYが足の違和感に気づき掻いたところ触ったらしい。

カメムシはご存じのように触ったらもうこの世の業の全てをその手に封印されたかのごとく、嫌な臭いが手にこびりつく。

進化の過程の中で、天敵から身を守るために身に付いた術がこのシステムなのである。

臭いで相手を寄せ付けない生物は思ったより多いが、何も「臭い」を選ばなくても良いではないかと思う。

最悪の生物だ。

痛みではなくそれ以上とも思えるような攻撃をしかけてくる。

Yがタオルをアスファルトに置いた時(投げ捨てた?)、僕はようやくそのタオルが僕の車に常用してあるものだということに気づいた。

「おめぇ地面においたら汚れるだろうが!!」

突然不快な気分になる、これもまたカメムシの臭いのせいだろうか・・・。

正直、手に持ってカメムシが逃げていくのを待って入れば良かったと思うのだが、もう地面についてしまったタオル。

妙にやるせない。

気分が軽く萎えながらもカメムシは逃げたので車を出発させたがやはりやるせない気持ちはなかなか消えることはなかった。

フジロック1日目・4 (2006/08/04)
「第三章 馬鹿者にロックを、うつけ者には眠気を(あいつとの激闘)」

僕・Y・O・Nは新潟へ急ぐ。

途中、Oもお腹を減ったらしいのでコンビニに行く。

僕の眠気も軽くあったので、とりあえずコーヒー+眠眠打破のコンボ業で乗り切ろうと考え飲む。

まずい、まずすぎる。

それから先、ロックがかかった車の中で相変わらず卑猥な言葉が投げかわされる。

するとNの携帯に電話がかかる。

N、話し始める。

電話の相手じは予想が付いた。

明日、僕らと共にフジロックに参戦するFである。


Fについて

ロシア人の疑い

不法入国?

社会人

僕がビシュヌ神(創造神)だとしたならば、間違いなくこいつはシヴァ神(破壊神)

能力:自他共に認めるアウトロウ的行動


僕ら5人共に大学の軽音部所属なのだが、どうやらNと今しゃべっているのはFではなく先輩のMさんらしい。


Mさんについて

大きい(僕は一応180あるが見上げて話す)

元主幹

社会人

昔、僕があまり親しい人もいなかったころよく構ってくれた

あと、反則すれすれのテスト解答法を教えてくれて非常に助かった(まあそれでも留年はしたが)


Mさんと話したがとりあえずお変わりないようで元気そうで良かった。

会う機会も全然ないがまた会えると良いなぁと思う。

そして、F。

こいつ酒飲んでどうやらかなりタチが悪くなっているようで、かなり電話越しに鬱陶しい。

そう思った僕ら4人。

それから何回かかけてきたが

「あー!?」

とかまあとにかくそんな感じでどうにもならんかった。

以前は酒を飲み過ぎるとかなり弱キャラになった覚えがあるのだけれど、どうなのだろう?

たしか・・・

F「ああ・・・わりい・・・ほんとごめん」

的な。

もしかしたら社会の力っていうのはこういうものかもしれんと思いながらも車を進めた。



フジロック1日目・3 (2006/08/03)
「第二章 男たちは卑猥な言葉を羅列し、やがて一人の男と出会う」

車内にはレッドホットチリペッパーズのアルバム「スタディアムアルカディアム」が流れる。

車は一路恵那市を向かう。

今回の旅、最大のポイントは車移動にある。

普通の人間だったらば、約350キロもの道のりを高速を使い行くのであろうが、僕らは下道を選んだ。

僕の真っ白いパジェロイオは順調にその速度を挙げ、少し曇った空の下を快調に走っていく。

何せ古いカーナビで、旧道のような道を延々走る。

YとNは岐阜の女子高生を見て興奮したり萎縮したりと忙しそうである。

車に男ばかりという状況で卑猥な言葉がひしめき合う現象は確実に万国共通の現象なのではないだろうか?

文化・言葉は違えどもそれは男の常である。

そして、車内という狭い空間は自由へと解放し人の凶暴性を高めるのかは知らないが、やがて馬鹿者3人組の話はかなり突っ込んだフェチズムへと突入していく。

車は加速し、人間もそれに正比例して変態化が加速していく。

途中で100円ショップに立ち寄り色々買う。

夏は日が暮れるのが遅いがようやく日が暮れていく。

関市・土岐市・多治見市?を抜け、我らのオルガズムが絶頂に達し、例えるならば、アフリカ民族紹介番組でやたらとコサインマンが狂喜乱舞する如く狭い車内が騒がしくなる。

社会への旅達に執行猶予が着き、皮肉を込めた自由を持った我々には怖いモノはないのだろうか?

いや、怖いモノがなかろうとも、やがては疲れお腹が減る。

Nが

N「僕ねー、お好み焼きがねー、食べたいんだねー」

と若い頃の貴乃花のマネをしたかどうかは覚えてないが、とにかくそう言い始める。

とりあえず一人の男と会う恵那市に着くまで我慢させ、ようやく恵那市に到着した。

市と言っているからもっと街だろうとも思ったが、閑散とした雰囲気を醸し出した街だった。

とりあえず、飯屋がない。

軽く路頭に迷いながらも駅の裏手に入りそこで車を止めて

お好み焼き屋をカーナビで探してみるが見つからない。

Y(このころハンチング帽のおかげで「とんねるずののりさん」というあだ名が付く)がちょうど一服ついでに外に出ていたので

「ちょっと第一村人発見してお好み焼き屋さんあるか聞いてきて」

と冗談交じりに言ってみた。

Yは

「わかった」

といい闇の中に消えていった。

僕とNは車の中で

「さすがノリさんやなぁー」

と感心。

中々戻ってこないので僕は窓を開けてタバコを吸い始めた。

しばらくするとノリさん(Y)がひょっこり戻ってきた。

どうやら地元のおっちゃんに聞いたようで肝心のお好み焼き屋の場所も把握したらしく、意気揚々と我々はお好み焼き屋に向かう。

すぐに道を間違えた(Y曰くこの道って言ってたそうだが・・・)ようでえらい狭い道を軽く走ったが、広い道を進むと「お好み焼き屋」発見。

近くのバローの駐車場に止めようとしたが、いきなりおっさんがチェーンで駐車場を閉め切ろうという暴挙(ではないが)に出たのであきらめる。

駐車場を探し迷っている時ふとNがフロントガラスに

「カメムシがおる!!!」

と発見。

パニックになるもとりあえず駐車してからなんとかしようと放置。

偶然行き着いた三洋堂書店に着き車を止め、カメムシ撃退作戦に出る。

しかし相手はあのカメムシ。

我々には慎重が必要とされるが、とりあえず天井に張り付いたカメムシを僕がうちわで一閃!!

カメムシに15のダメージを与えた。

カメムシの攻撃、カメムシの痛恨の一撃。

「う・・・・く・・・・くっせぇーーー!!!」

僕とYは20のダメージを受ける。

カメムシの姿が見えない・・・・、しまった!!まさか忍法を使うとは!!

そして探してみるも、カメムシはどうやら上忍の腕前を持っていたようで見つからず、とりあえず車を閉めご飯を食べにいった。

お好み焼き屋、大阪の本場の味を売りにしていたので店主に

「大阪の人ですか?」

と聞いてみた。

「大阪ですよ。」

普通の意見だったのでどうしようもなかったがとりあえずハイテンションだったら

「なんでその大阪人が岐阜くんだりまで来てんqあwsrftgyふじこl@:」

と蝶野の喧嘩キックで仕留めているところだった、まあやらんかったが。

お好み焼きは自分で焼いたがものすごいうまくいったので良かった。

Nもうまくいってた。

Yははじめずっと火力が弱いところだったのかフニャフニャでもうどうしようもなくなってちりぢりの日本列島になってしまっていたが、だんだんとオーストラリアっぽい形になっていった。

でも、Yはノリさんと言われているのにご飯を頼んで

「間違いない」

とは言ってくれなかった。

そしてとある男の連絡を待ちつつご飯を食べる。

もうお腹いっぱいになったところでちょうど連絡が取れ、まだ食べているN(ついかでなんか頼んだ)とYを置いて僕は歩いて駅に向かい、NとYはしばらくしたら上忍カメムシ撃退のために車に行ってもらった。

男に連絡をとり駅に着いた。

が、いない・・・・もう一度連絡を取り

「フィリピンパブみたいなうんぬん、派出所うんぬん」

行っていたので場所がわかり向かう。

するとちょっと明るいところに見たことのある人影が・・・間違いないあの男だ。


あの男について

先天性ガンオタ

でもオシャレ


男に向かって叫ぶとやはりいつものように軽くはにかみながらもこっちにやってくる。

そしてある程度近づいてくるとようやく顔の輪郭がはっきりしてくる、やはりOだった。


あの男、Oについて(追加)

ツンデレ

社会人(グレイカラー)

真性パンク気質(僕のあくまでもイメージ)

オタクの割にイケメンなのでちょっとむかつく

能力:オシャレ・タコライスが食べたいらしい


Oにこれまでの経緯を軽く交えつつお好み焼き屋に一応向かうも、どうやらYとNはすでに車に向かった様子だったので駐車場に向かう。

駐車場に着くとカメムシと格闘していると思われたはずで騒がしいと思われた僕の車のあたりが妙に静かだった。

1・カメムシの能力に二人は死んだ

2・カメムシの臭いに妙なエロスの真理を発見し、カメムシ性的ヒーリング法を編み出した

3・カメムシがいなくなった

色々考えたがどうやら普通に3だった。

僕的には2がおすすめだったんだが・・・少し残念な気持ちになる。

僕・Y・N・O、とりあえず車で向かうメンバーが全員集まりテンションの加速と共に車も加速していく。

我々は新潟へ向かう。
フジロック1日目・2 (2006/08/02)
「第一章 若者はテストを終えて新潟を目指す」

7月28日(金)

早朝、僕は名古屋向かう。

やらねばならぬことがある。

この時期、いつもはボンクラのらりくらりの大学生ですら一時だけ忙しく立ち回らなければならないこと。

試験である。

わざわざ旅の初日からテストとはなかなか着いてない。

まあテストについてはめんどくさいから触れないでおこう。

待ち合わせには僕のテストを受ける教室のすぐ側を選んだ。

教室を出ると、Yが待っていた。


Yについて

「あーもうほんとねぇ、オレわかったんだけど・・・」

といいタバコを人に突きつけるのが癖、最近はないけど

山・川、とにかく大自然属性の付いたモノ、言葉が大好きな男

能力:ときおり神と思えるほどの行動力を見せる

一人ワンダーフォーゲル部


Yと一緒に地下鉄に向かう。

僕は徒歩、Yは荷物をたくさん積んだ原付を引きながらホテホテと歩いた。

地下鉄の側の駐輪場でYの原付を置いておく。

荷物を全部見てみるとやはりその多さに驚く。

旅男である。

地下鉄に乗り込み、一駅すぎてNと合流する。


Nについて

鬼畜・変態、そんな属性の付く言葉がよく似合う男

昔、某掲示板のモー娘板でコテハンだったという経歴を持つ

能力:鬼畜・変態プレー

一人ゾンビ研究部


ちなみに僕については語る気はないが、僕のことを知っている人もよく知らない人も僕のイメージ・偏見で見てくれて構わない。

僕・Y・N、23歳、大学が実質5年目という悲しき社会落伍組が一路、岐阜を目指す。

そこに待ち受けるのは天国か地獄か?

と思ったら、JRの電車内で松本幸四郎のバンテリンの広告にひたすら釘付けになる。

岐阜駅に到着。

すぐバスに乗る。

運命的に導かれているのか、ものすごい順調に移動が進んでいく。

バスを降り、荷物を僕の車に乗せ、とりあえず僕の家に向かう。

家に着き、僕の荷物を車に乗せた。

今までの移動はただの序章に過ぎず、これが本当の出発であった。

午後18時前後、約350キロの我々のフジロックへの旅が幕を開けた。

フジロック1日目・1 (2006/08/01)
先に述べておかねばならんが、これは、僕が現地に行って携帯に書きためたものを編集したものだ。

いつもと文体が違うのは、たぶん僕の頭がお祭り気分だったのと、ちょっと前に読んだ日記形式の「地雷を踏んだらサヨウナラ」そして、今読んでる安部公房の「箱男」のような文体にしてみたかったから。

この人頭おかしいんじゃない?と思われるかもしれないが、まあしょうがない。

頭おかしいかもしれん。

僕は結構書いてて楽しかったけれど、まあ読んで楽しめるものかどうかはしらん(いつもそうだが)。

あと編集してたらものすごい長いことに気づいたので小出ししていくことにした。

僕は書いた時点でかなり満足だが、読んでくれた人が面白かったと思ってくれれば幸い。

というわけで。

「序章」

飛ぶ鳥は夏に北へ向かい、冬になるとまた元の場所に戻る。

そして昔巣を作った場所で子を産み育て、また夏になると北へ向かう。

飛べない鳥はなんとかその地で暮らしていこうと時に姿形変え、変化し続ける。
飛べない鳥は変化を好まないのかもしれない。

まあそれは気温に限ってのことかもしれないが。

人間も同じ意味では飛べる人間と飛ばない人間がいるのだろう。

変化を好む人間と、変化を好まない人間が。

気温の点で言う限り、僕は変化を好まない人間で、飛ぶ鳥のように場所の変化に
は鈍感で気温の変化に敏感だ。

とにかくこの街は暑すぎる。

そうだ、飛ぶ鳥のごとく北へ向かおう、それがいい。
さて、どこへ行けばいいものか?

鳥のように本能的に北へ向かうこともできないし、鳥のように昔いた場所も無い


今は夏、向かいは北、もう僕には答えは出ていた。

そうだ、新潟へ行こう。

フジロックへ行こう。

ライブも見れて、しかも涼しい、僕にはお誂え向きの場所ではないか。

そしてこの三日間、ひと夏の思い出となる新潟への旅が始まるのである。

フジロック開催に携わった者へ (2006/07/31)
昨日は0時くらいにいつのまにか寝ていた。

起きたのが13時だからかなり疲れが出てたのだと思う。

今、自分で作って薄くなってしまったカルピスを飲んでる。

ひんやりひんやり。

さて、現地では何度か携帯に日記の方を書きためておいた。

だがしかし、その日記をここに書く前にどうしても書いておかないといけない・・・・というより気が済まないことがある。

それは、僕のフジロックへの満足をいとも簡単にぶっ壊し、不快な気分にし、ひどく残念なことだった。

もちろんライブとしてのフジロック、そしてライブ中への客への配慮は申し分なかったと思う。

そして基本理念である、世界一クリーンなロックフェス、

これはやたらと携帯灰皿使うやつは偽善者とかいうやつがおるみたいだが、所詮そいつは自分を偽善者以下の人間ということを安易に認めて自爆したにすぎんからまあええわ。

そんでもって、ダム反対、DNA組み替え稲とか環境問題とされることも意見していた。

ただ、その反対意見の主旨、例えばダムの件は枯渇問題のある日本の現状をふまえて語っていたのかわからんし、DNA組み替え稲については、実際どんな問題があるのかもいわんかった。

だから、まあただ単に非喫煙者でタバコ嫌いなやつがただ嫌いというだけで喫煙者を社会的に抹殺しようとしたり、ベジタリアンがただ自分が肉を食いたくないという理由でやたらとグロ画像を載っけて生き物理念に華を咲かせるというだけの押しつけがましい反対者精神として捉えられなくもなかった。

しかし、先ほど挙げた点では僕も賛成すべきところもあるし、楽しいだけじゃいけないという精神もあって良かったと言うべきだろう。

そこまでならば。

今冷静になって考えてみても、その日の最後の決定的な件は納得のいくものでもなく、腹立たしいことこの上ない。

結局ロックライブの主催者側ってヤクザまがいの何者でもないんじゃないかと言っても過言じゃない。

その件に触れる前にとりあえず、色々褒める点以外に修正すべきところも挙げておきたい、後々これが本件に影響があったとも考えられないこともない。

気になったのは僕だけだろうか?

他の人の意見も是非聞きたいところでもある。

一つめ、チケット。

とりあえず、チケット購入で、まあ当然なのだろうが、駐車券、キャンプ券はチケットと一緒に買わないと購入できない。

だが、駐車券、キャンプ券ともに取り扱ってないっていうサイトもあった。

まあそこで買わなければ良いっていうのもあるのだけれど、この「取り扱ってない」っていうのは何でだろう?

理由はあるのだろうが、それならば、チケットをそこで購入した人は、証明できさえすれば駐車券を買うことができるっていうシステムにしとくことも可能ではなかろうか?

妙にそこが納得いかん。

そして現地にて、ものすごいう数のダフ屋が横行していた。

しかもチケット値段は今まで聞いたものでとりわけ安いものでは8000円である。

それは、まあチケット持たずにくるというリスクも考えれば妥当なのかもしれないが、普通に一般購入であれば15000円以上はする。

そんでもってこのダフ屋、どうやら主催側が売らせているという話もあるようで、信憑性の方はどうだろう?

要するに主催者がダフ屋に安くチケットを回しているという話。

実際、警備員のすぐ側で売っていて、警備員が完全にダフ屋を黙認しているのを考慮すると主催者側が率先して売らせているという話にも信憑性が出てくるのではなかろうか?

ちなみに一応この日はチケットは完売していて、たぶん主催者側にも初の経験だったんだろう、45000人の客が来るという予定だったみたい。

そんでもってこの黙認されたダフ屋でさらに客は増えたはず。

しかし主催者側、ほぼ正確な人数というものを把握できていただろうか?

普通は受付で何人くるかカウントしていそうなものだが、僕から見た分にはそんな感じはなかった(実際だからこの把握しているかという点ではわからんとしか言えない)。

3つめ、帰りの不手際。

これが本件、僕が完全に憤慨したこと。

駅-会場間の道のりにはシャトルバスが出ている。

行きはまあたいしたことはないのだけれど、やはり当日のメインはレッチリでそれが終わると一斉に人が帰っていくのは明白、主催者側も分かって当然。

要するにこのおよそ45000人(+黙認されたダフ屋から買った客)の大部分がメインを見た後に帰る。

大変な混雑が予想され、当然シャトルバスにも大多数の人がひしめきあう。

メインが終わった時間はわからんがどうあっても最終である午前2時でお客が帰れないということは明白で、主催者側もそれを予見していなかったとは言わせない。

僕らは少し会場でグダグダになったが、一応シャトルバス乗り場には最終である午前2時の一時間ちょっと前には着いていた。

しかし、僕はあまり聞いてなかったが警備員らしき人物が

「これよりシャトルバスに乗ろうと並んでももう乗れません」

という主旨を言ったらしい。

要は予定時間過ぎることになるので乗れませんと。

乗れなかった人はたぶん半数以上は軽く超える。

そんでもってすでにシャトルバスに並んでいた人までもが追い出される始末。

はっきり言ってアホとしか言いようがなかった。

当たり前のように客からは文句が出る。

ほんでももうどうしようもなかったのでちりぢりにホテルからタクシーを待つ人、路頭に迷う人、せっかくここまで来たのにしょうがないけれどライブ会場まで戻る人、いろんな人がおった。

これを一概に

「予定時間を守れない客の責任」

としてできるだろうか?

当然この溢れる人を主催者側は予想できたはずである。

というか主催する人間にとってこの予想は責務であろうし、考えれば当たり前のことなのである。

しかしどうにもならない。

当然しょうがないので僕らも路頭に迷いあまり意図のない彷徨いかたをして結局どうにもならないから午前5時から再会するシャトルバスのために並んで休憩していようということになった。

しかし、どうやら行ってみると結局2時に終わる予定だったシャトルバスの運行が再開された様子。

意味が分からなくて警備員に聞いた友達。

この警備員が非常にふざけたヤツで頭にきた。

名前は知らんが、とりあえずシャトルバスの並んでいる最後尾で「最後尾のプラカード」を持っていた男。

此奴だけは本当にむかついた。

これがなければまだ良かった。

此奴が横柄な態度で言い放ったセリフ

友達「すいません、これって今並んでいればシャトルバスに乗れるんですか?」

横柄な警備員「こうでもしなければ乗れないところをバス会社のご厚意で運航できるようになった、だから乗りたければ乗って下さい」

これ文にすると特に問題もなさげなのだけれど、とにかく横柄な態度であからさまに

「おまえら客が悪い」

「困ってるからしょうがないからやってやる」

「俺たちに責任ないのに」

的な言い方だった、正直100人が此奴の話聞いたら100人全員そう思っただろう。

要するに、主催者側のくせに人間できてないのである。

僕が推測するにどうやら此奴は主催会社の人間ではなく、たぶん雇われ会社シミズオクトの警備員のアルバイトの人間じゃなかろうか?

この横柄な態度を社員がとったら間違いなくクビだろう。

それくらい横柄だった。

主催の意向ではない態度だったかもしれんが、結局そういうのは責任は主催にも出てくる。

まあそうだったら大変だろう。

ちなみにここで疑問なのだけれど、あの

「もう乗れません」

というのを聞いてちりぢりになった多数の人たちへ「乗れるようになった」という情報を提供する配慮はあったのだろうか?

無ければ可哀想なことこの上ない。

タクシーは3時間待ちだったそうだ。

というわけでとにかく楽しかったはずのものが特にあの警備員のせいでぶちこわしにされた。

客への健康への配慮、飯、物販の適正価格(万博みたいに隔離された中で法外な値段を要求しないところ)だいたいのことがよくできていたのにあまりにも最後がこれだと正直主催者側に萎える。

僕は初めていったロックフェスで

「だいたいいつもこんなもん」

ていう意見の人もいるのだろうが、あまりにもこの応対は失礼極まりないのじゃなかろうか?

穏便に済ます気配すら感じられない。

どうかしとるとしか思えなかった。

僕はもうロックフェスに行く機会はないと思うので別に良いんだが、これからも行くという人で毎回この態度で対応されるのならば可哀想としか言いようがない。

フジロック行った人、意見求む。



というわけで明日からはもったいないので携帯に残しておいた

「僕の中で楽しかったフジロック」

の部分を載せていきたい。

別に悪い面が際だっただけで良かった面もいっぱいあったことは言っておかねばならんだろうし。

帰還の果てに (2006/07/30)
どうもこんばんは。

それほど書いてない時間は経ってないが、お久しぶりのブリブリです。

関係ないが肉ばかり食ろうていたので、魚が食べたい。

さて、フジロックより無事帰還しました。

今日はもう疲れたので何も書かないけれど、まあ明日から書いてみます。

ロックフェス、若い時に行くべしです。

これは間違いない。

まだ希望も情熱も体力もある若い人間が一番楽しめるものだと思います。

というか痛感します。

そしてもう行く機会はないでしょう。

もう若くないから。

というわけで結構ガタがきてるのでまた明日(期待できるものかは知らんけど)。


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